テクニカル・ファウルが適応される場面
バスケットボールのルールにはテクニカル・ファウルというものがあります。 通常のファールであれば、ファールをした場面にもよりますが、ボールが相手チームの物になります。
また、シュートモーション中にファウルをした場合は、フリースローが相手チームに与えられます。 そのシュートが2ポイントシュートだった場合は2回、3ポイントシュートだった場合は3回与えられます。
では、テクニカル・ファウルの場合はと言いますと、相手チームのボールになるだけでなく、フリースローが2回相手チームに与えられてしまいます。 なぜ、このように思い罰が与えられるかと言いますと、テクニカル・ファウルが適応されるのは悪質なファウルがあった場合に適応されるからです。
バスケットボールにおける悪質なファウルとは、ファウルをしなければ確実に相手チームの得点が予測される場合、及び、明らかに故意にファウルをしたと認められる場合の事を指します。
また、相手に対し暴力をふるった等、スポーツマンらしくないファウルをした場合にも適応されます。 ファウルを多発してしまうと、バスケットボール特有の早いトランジションが損なわれますので、あまりしすぎないように注意しましょう。